My story⑥私は悪魔なんじゃないだろうか…

母育士「万智さくら」ってどんな人?

自己肯定感ゼロ人生からの脱却ストーリーを

シリーズでお伝えさせていただいています

 

今日は【待ちに待った子育てでまたもや

についてお伝えさせてください。

 

待ち望んでいたわが子を授かり、

幸せいっぱいの妊婦生活を送っていた私。

 

ところがいざ出産し、生まれてきた長男は

まったく寝ない、よく泣く赤ちゃんでした。

 

はじめての子育て。

最初は頑張りましたが、

どうしてもイライラした気持ちが出てしまいます。

 

「あんなに欲しくて授かった子なのに、

イライラするなんて私は悪魔じゃないのか」

そう自分を責め続ける毎日。

 

母を亡くしているため、頼れる相手もいません。

 

里帰りする周りのプレママを羨んだり、

どうしてうまくいかないのか悩んだりしているうちに、

産後うつを発症してしまいました。

 

子どもがようやく眠りについたあと、

「こんなママでごめんね」と謝り、

落ち込む日々から抜け出せません。

 

いつもできない自分を責めてばかり。

自己肯定感ゼロで生きてきた私。

 

でも、私が自分に自信を持てず、

いつも落ち込んでばかりだったら、

大切な子どもに悪影響ではないだろうか?

 

すぐにダメだと思い込む自分から脱却したい。

ずっと夢見てきた子育ての時間、

笑顔で楽しんで過ごしたい。

 

母になったことで、はじめて

「変わりたい」

という思いが芽生えていました。

 

そこで、高額ではありましたが、子育て講座に思い切って参加。

 

自分のための一歩踏み出した講座で、

素敵なご縁がたくさん繋がりました。

 

その後も、さまざまな講座を受けたり、

コミュニティーに入ったりしました。

たくさんの人と出会い、話す中で、

「小さい頃からずっと気を張り詰めて、精一杯頑張ってきた」

 

「教員という仕事は合っていた。

  完璧ではなくても子どもたちにとっていい先生だった。」

 

「強い自分も、傷つかないように頑張ってきた自分も、全部が愛おしい。」

そう思えるようになり、ようやく自分を好きになれました。

 

「子育ても十分頑張っている」

 

「寝ない、泣いてばかりの子を前に、 イライラするのは当たり前」

 

そんな風に考えられるようになり、

子どもとの接し方にも大きな変化が表れました。

 

そこから私の周りには、

どんどん優しい世界が広がっていきます

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました

 My story⑦に続きます。(↓クリック↓)

関連記事

  1. My story③教師になって知った驚きの現実…

  2. My story④離婚と病気と看取りの話

  3. My story①異常に気を遣いすぎる2歳児